三世代のコミュニケーションを
豊かにする
ファミリーコミュニケーションat
代表 山口亜有子(やまぐちあゆこ)
京都市在住。12月生まれのいて座。A型。
育休をきっかけに、子育てを豊かで楽しいものにしたい。後回しにしがちな自分をまずは大切にして、家族、周りの人も大切にしたい。
夫婦・親子・祖父母などがコミュニケーションを通じて、家族の笑顔が溢れる豊かな家族を増やしたい。と活動しています、ファミリーコミュニケーターのやまぐちあゆこです。
【私がコミュニケーションに注目した理由】
私が「三世代脳コミュニケーション」に注目した理由には、自分の「両親」「夫婦」「子ども」との過去の経験が根底にあります。
いろんな経験があって辛い気持ち、不安な気持ち、寂しい気持ち、自分に全く自信が持てなくなった気持ちもあったけど、今はコミュニケーションのちょっとした意識づけ、ちょっとした行動と自分との向き合い方で大きく前に進めた私がいたからです。
<私と両親のコミュニケーション>
私には、母と実父、育ての父がいます。
幼い時に母は離婚し、数年後に再婚しました。
育ての父は27歳ぐらいのときに、二児の父となりました。若くして小学生の父となり、「しっかりと育てないと」と、
とても厳しい人でした。
実の父が突然いなくなり、詳しいことは聞かされないまま、新しいお父さんがいる状況に、気持ちの整理もつかないまま、
過ごす幼少期でした。
自分の気持ちを聴いてくれるわけでもなく、自分の気持ちを伝えるわけでもなく、そして、躾には厳しい・・・。
そんな両親に、幼い私は心を開いて話ができませんでした。
今思えば・・・。
いきなり、血のつながりのない私たちをちゃんと育てないと!と肩にすごく力が入り、手探りでの育児・そしてコミュニケーションを取る方法をわからなかったのだと思います。
そんな私も家族を持つことになり、2010年に長男を出産。
手探りの育児。イライラうまくいかず、厳しくしてしまう私もいました。
2014年、次男の出産後、夫婦関係に悩んだ私はアドラー心理学と出会ったことをきっかけに、当時の育ての父の気持ちに寄り添うことができました。
学びの力を借りて数年前に、育ての父に直接「あの時に、自分の気持ちが素直に言えなくてしんどかった」と、伝えることができました。それがきっかけとなり、既に母とは離婚した育ての父ですが、私との付き合いは続いています。
私の子どもを可愛がってくれたり、2人でランチに行ったり、血の繋がりなど関係なく仲良しな関係となりました。
そして、母と私は反面教師でした。性格も反対で、母も自分の気持ちを伝えてくれるわけでもないし、私も自分の本音はいったらダメなのかな?「母みたいになりたくない」と、いう気持ちが強くありました。
そんな母に対して私は「嫌」「できない」「寂しい」という言葉が幼い時から言えなくなっていました。
しかし、3年前に母がケガをしたことをきっかけに連絡する機会が増加。
コミュニケーションが増えてきた中で、自分の過去のしんどかった気持ち、素直な気持ちを告白することができました。
気持ちを伝えてからは「自分のできる範囲のことはする」「嫌なことはいや」「できないことはできない」と、はっきり伝えられるようになり、気持ちがすごく楽になりました。
いくつになっても、そしてどんな関係になっても「コミュニケーション」は大切であり、その人・その人なりの幸せな人生を送るためには必要なものだと、自分の体験を通して感じました。
そして、今この場を借りて・・・。
実父へ
私の母と出会ってくれてありがとう。
お父さんとの思い出は、幼稚園の父親参観の日にお父さんの腕にぶら下がった記憶だけです。
小さい時は寂しい気持ちとかいろんな気持ちはあったけど、今はただ、そんないろんな過去はあったけど、
今私はここにいます。
「お父さんはお元気ですか?幸せに過ごしていますか??」
「私はとっても元気です。いろんな学びがあったので、笑顔になれている私がいます。」
「ありがとう」
「二人の元気な孫もいます。いつか会うことができたら顔を見せたいです。」
<夫婦のコミュニケーション>
2007年に結婚し2010年に長男を出産。余裕のない初めての子育てで家にこもり、ストレスを溜め、自分の気持ちをうまく表現できず、夫婦のコミュニケーションも激減・・・。
待ち望んだ赤ちゃんとの楽しい育休のはずが、楽しめていない時間を過ごしている私がいました。
子どもができてお互いの気持ちに余裕がなくなり、相手を思いやる気持ちもなくなる。
してもらっていることが当たり前になり、どんどん夫婦の会話も減り、ギクシャクした負のループにハマりました。
この辛い状況をなんとかしようと考え、夫にも家事・育児をしてもらって当たり前ではなく、感謝の言葉を伝えるようになったことで夫婦仲が良くなっていき、コミュニケーションが増えていきました。
どうしても子どもが優先になりがちだけど、夫婦時間を1日数分でも、コミュニケーションをとれるだけでも、笑顔が増えたなぁと実感することができました。
<子どもとのコミュニケーション>
1人目の育児は余裕がなく、子どもとの向き合い方も分からず、おしゃべりができるようになるまでは、すべて親の私が先回りして行動していました。
2人目の育休中にベビーサインに出会い、おしゃべりできる前から意思疎通ができたので、長男の時より育児を楽しめたのです。
しかし2人目の育児で私が忙しくなったことで、お兄ちゃんが自分の気持ちをうまく伝えられない姿をみて、自分の幼少期を思い出し切ない思いが溢れてきました。
ちょうどアドラー心理学を学んでいたので、お兄ちゃんとのコミュニケーションの取り方も変えた結果、彼は自分の気持ちをちゃんと私やパパに言えるようになりました。
ケンカをしても弟のことを「可愛い」と言える、弟思いのお兄ちゃんに成長できたと感じます。
長男は思春期の中でも、学校での出来事や自分の気持ちを今でもたくさん話してくれるようになってきています。
「コミュニケーションの仕方を変えたこと」で、すべての問題が大きく良い方向に向かうことを経験から私は学びました。
<ベビーサインと私>
2014年に次男を出産。二度目の育休を楽しみたいと考え、生後5ヶ月のときにベビーサイン教室に参加しました。
長男の育休中はただただ大変で育児を楽しむ余裕すらなかったのに、ここでは心の底から楽しめている自分に出会えました。
「おしゃべりできるようになる前からコミュニケーションはとれる」と、講師のお話聞いて最初は半信半疑でしたが、
実際にやってみると小さな手を使い、表情や態度で気持ちを伝えてきてくれる我が子に本当に癒されました。
「こんなに小さな赤ちゃんのときからでも、自分の想いを伝えていいんだ」と、心から感動。
ベビーサインに出会い、コミュニケーションの大切さに改めて気づいたことにより、私の人生のテーマが明確なった瞬間でした。
<私の心がけているコミュニケーションとは>
これは普段から私が意識しているコミュニケーションで、これらを意識するようになってから
家族の会話と笑顔が増えました。
そして、まだ喋れない小さい赤ちゃんとはベビーサインを使うことで、して欲しいことや気持ちを伝えてくれるようになり、家族と心が通じ合えるようになります。
このような経験を通して、三世代のコミュニケーションが増えることにより、理解が深まりお互いを応援し合えるより良い関係が築かれると思っています。
【私の魅かれるもの】
この数年、子育、パート、家事などの日常を通して、興味あるものを追求して学んできました。
一見、バラバラのように感じていましたが、その先にあるものはすべて「コミュニケーション」です。
<ベビーサイン>
親子であっても先回りせず、同じ目線になって赤ちゃんの考えている世界、見えている世界を一緒に楽しむことができるようになりました。
<アドラー心理学>
夫婦であっても、親子であっても上下関係ではなく、人が人を支配しない横の関係が大切だと気がつきました。
そこには本当にコミュニケーションが重要で、ポイントである「勇気づけ」に必要なのは「共感・尊敬・信頼」でした。
また、自分のことを大切に捉えて自分にOKを出せる状態=「自己受容」は、私にとってすごく響いたメッセージでした。
一人でがんばるのでなく、家族や周りの人達に支えられて今の私がいると思っています。
<ダイエット>
幼少期からぽっちゃりで、自信を持てず「太っているのが自分」であり、「みんなみたいにかわいくて細くはなれない」と思い込んでいました。
「自分と向き合う」こと「身体との対話=コミュニケーション」を取ろうとしていませんでした。
転機は2020年4月。アドラー心理学の岩井俊憲先生と「ためしてガッテン」の元ディレクター北折一氏のコラボ企画のダイエットイベントに参加したことです。
自分の身体と向き合い、コミュニケーションをとりながら、自分のペースで進めたダイエットで1年間で10キロ減量。1年7ヶ月経過した今も維持しています。
そして2023年2月からは、私の大好きなYouTuberのタビワダンスの夫婦がはじめられた「自分を大切にするダイエットスクールのモニター生」にもチャレンジ中です。
今はなりたい自分を具体的に目標立てつつ、体重をキープしながら、家族の健康のためになる「食事と栄養」の勉強も始めて、楽しむこと。楽しまないと続かない。楽しみに料理、運動、食事をしています。
<性教育>
私の尊敬する助産師の渡邊安衣子さんの性教育にすごく惹かれ日々学んでいます。
性教育と聞くと敬遠されがちな分野ですが、実は、「性教育は人権教育」
「どんな自分も自分でいい」「気持ちのお話」「人それぞれ考え方はちがっていい」「境界線のお話」「同意」「デートDV」「乳幼児の性教育」「小学生の性教育」「中高生の性教育」「自分を大切にする」などの、どれもとても大切な大切なテーマがたくさんです。
私たちは、学校ではほとんど、教えてもらうことなく、大人になりました。
手探りで、不安な気持ちもたくさんのまま大人になったように思います。
特に親になった今、私たちができることはなんでしょう??
私が安衣子さんの性教育に惹かれたのは、
「子供たちに性教育の知識を教える」というよりも「子供たちが知りたいこと、疑問に思ったことを一緒に考えたい」もしくは「一緒に学びたい」と、いうスタンスだからです。「自分のことを大切にして欲しい」と言い続けたいです。
そして、もう一つ、困ったことがあったときに誰にも相談できない状態や、情報過多のSNSで一方通行の情報に左右されてしまうのではなく、家族を信頼し相談しようと思われる親でありたいと強く思っています。
どのジャンルでも、自分の身体を大切にして、自分の気持ちも大切にしていくことで、家族、周りの人を大切にしていくことができる人が増えていくことを心から願っています。
【私の提供するatのサービスとは・・自分を大切にすることで広がる、つながる明るい未来と世界】
色々な出来事や環境があるけれども、その中で自分と向き合い、自分を大切にできる人を増やす。
人と人がつながり、明るい未来と世界が広がってほしいと願います。
私を含め、夫婦、親子、そして祖父母など周りにいてくれる大切な人たちに感謝し、自分のペースで自分のなりたい自分になれるお手伝いをしていきます。
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